どうも!ニッポン人120%で海外を旅するZoroです。
今回は、ニューヨークの街を、着物で闊歩した話をしたいと思います。
どっちが声をかけられるか勝負しよう!
今回の着物旅は、私の着物友達(女性)も一緒でした。
そこで、どうせニューヨークの街を歩くなら、どっちが褒められるか勝負しよう!
とうことになり、実際に街を歩いてみました。
僕はともかく、その女性の勇気はすごいですよね。笑
勝負の細かいルール
- 自分達からアピールしないこと。(あくまでも自然に褒められた回数で勝負すること。)
- 手を使ったグッドなどのジェスチャーは含めないこと。
- 「サムライ!」「忍者!」「芸者!」などの茶化しは含めないこと。
つまり、「Cool」とか「Cute」とか「Awesome」みたいな、純粋な褒め言葉だけを数えて、どちらが褒められる回数が多いかを勝負します!
着物を装着し、ブルックリンの宿を出発

着物対決にもってこいの快晴。
治安が悪いブルックリンの街を着物でさっさと抜けて、電車に乗り込みます。
さっそく、声をかけられる女性。

もう、「着物効果さすが」としか言いようがない。
着物効果の最大のいいところは、褒められるだけではなく、そこから交流が生まれるところです。
この電車の時点で、女性が3回も褒められ、大量のリードを許してしまった・・・。笑
さて、本日の最初の予定は
ブリュワリー(ビール工場)に行ってビールを飲もう
という計画でした。
まったく本当に、朝っぱらから何やってるんでしょうね。笑
ニューヨークのマンハッタンから電車で1時間ほど南下。
ニューヨーク水族館の近くの「Coney Island Brewery」というビール工場に遥々たどり着きました。


と、意気揚々と、お店に入ろうとしたのですが・・・ドアが開かない!
まさかの、本日閉店・・・。
いや、ちゃんと正式には、オープンしている曜日と時間のはずだったんです。
しかし、バイトの兄ちゃん曰く、「オーナー不在のため開けれない」とのこと。
せっかく楽しみにしていたビールが・・・とほほ。
と一瞬凹みましたが、もしかしたら周りにバーがあるかもしれないと、探してみたところ、一軒素敵なバーがありました!
気を取り直して、そのバーでお世話になりました。

美味しいビールを朝から堪能し、満足した私たちは、いよいよ本場マンハッタンに向かうことにしました。
世界初!?着物で本場ティファニーへ
マンハッタンに到着し、最初に行った場所は、NY5番街のティファニーのフラッグシップショップ。
私たちの目当ては、このショップの中にある「The Blue Box Cafe」でした。
このカフェは、オードリーヘプバーンがヒロインを演じた『ティファニーで朝食を』に由来します。
そのオープニングで、オードリーがティファニーショップを眺めながら、コーヒーとクロワッサンを頬張るシーンがあり、「ティファニーで朝食をしてみたい!」と、世界中の女性たちの夢を駆り立てました。
そのロマンティックな夢を叶えてくれる場所が、「The Blue Box Cafe」なのです。
なので、開店以降、3ヶ月は予約で埋まってるのが普通だったのですが・・・前日に奇跡的にキャンセルが出て、まんまと予約ができたのでした。
本当に奇跡でした!そのおかげで、素敵な経験をさせていただきました。
おそらく、世界初!着物でティファニーで朝食を
だと思います。笑
着物でセントラルパークを散歩
ティファニーで幸せなひと時を過ごしたあと、セントラルパークを散歩しにいきました。
すると、一瞬目を疑ったのですが、ボーッと眺めていた視線の先に、なんと私たち以外で、着物の女性が歩いていたのです!
声をかけようと、女性を見た方に走ったのですが、残念ながら逸れてしまい会えませんでした。

と、なんだか安心しました。
ちなみに、セントラルパークは写真撮影地の宝庫。
ディズニーの「魔法にかけられて」のロケ地や、マンハッタンのビル街をバックに写真を撮れるスポットなど、写真を取って遊びまくりました。
似顔絵屋さんがいたので、せっかくなので描いてもらうことにしました。

完成するのに、ものの5分!しかも似ている!
とてもそっくりな似顔絵も描いていただき、大満足な時間でした。

多くの人に褒められ倒します
声のかけられ方は様々で、電車の中でナンパ風に褒められたり、すれ違いざまに「Great Kimono」と言われたりします。
たまに、「かっこいい柔道着だな」とかも言われて爆笑しました。笑
とりあえず、多くの方に声をかけられます。
着物は、ニューヨークではとても浸透していて、誰もが知っている服でした。
それだけ、日本の武道やアニメの影響力がすごいということですね。
で、
今のところ女性と男性、どちらが声をかけられたのかと言うと、圧倒的に、女性が声をかけられる回数が多いです。
この時点で、2倍近く、女性の方が声をかけられてましたね。
なんとなくは分かっていましたが、やはり女性の着物は魅力的です。
旅の締めくくりはやはりココ!タイムズスクエアー!
今日の旅の締めくくりは、こちらタイムズスクエアー。
「カオス(混沌)」
という言葉がぴったしなこの場所。
僕はこの場所で、実は、最後の巻き返しを図る秘策を準備していました。
そう、茶道!
このカオスな場所に、赤いシートを敷いてお茶を点ててみたのです。

ものすごい注目度でした。
見てください、彼らの注目っぷり。
わざわざ振り返ってまで見たい茶道です。

クール感というよりかは、逆に、「何をやってるんだろう?」という不思議感の方が強かったみたいですね。
なので、特に褒められはしなかったです・・・。(無念)
男女着物対決の結果発表!
さて、いよいよ結果発表です。
1日ニューヨークの街を歩いた結果。
男性の僕は7回。
1時間に1回ペースでした。
普通に考えて、街を歩いているだけで、1日に7回も褒められるってすごいですよね。洋服では絶対ありえないですからね。
では、一方で、女性は何回褒められたか。
軽く15回以上!!!
30分に1回ペースでした。
そして、男性の2倍の褒められ確率でした。
途中から、なんとなくは分かっていたんです。
女性の方が褒められるだろうって・・・。
でも、2倍の差が生まれるとは思っていませんでしたね!
- 男性は、1時間に1回は褒められる
- 女性は、30分に1回は褒められる
- 女性は男性の2倍は褒められる
ということがわかりました。
結果的に、勝負には乾杯でしたが、お互いにいい心持ちになってこの企画を終えることができました。
Zoro的 ニューヨーク着物歩き まとめ
ニューヨークを着物で歩くと、確実にモテる!
ということが分かりました。
一番のメリットは、そこから現地の人との交流が生まれるということですね。
着物が会話の元となり、世界中の人と交流できるようになるなんてとても、素敵なことだと思います。
まとめると
- ニューヨークを着物で歩くとモテる
- 女性は男性の2倍はモテる
- 現地の人との交流が生まれることが最大のメリット
ぜひ海外(特にアメリカ)にこれから行くという人は、着物を一着でもいいので持って行くと、大いに喜ばれること間違いありません!
この記事が、少しでもあなたの参考になったら、嬉しく思います。
Zoro