〔Vol.8〕アウトドア茶道という流派を立ち上げたいと思っている今日この頃

最近、カナダでアウトドア茶道にハマっている僕です。

本来、外で茶道をすることは「野点」と言いますが、本格的にやるためには、様々な茶道具の準備が必要になってきます。

なので僕は、もっと簡易的で、現代の道具を使って、まるでピクニックのように茶道を楽しめないかと模索しています!

先日、インド人のシェアメイトと一緒に、アウトドア茶道を楽しんできましたので紹介しますー!

カナダにて、アウトドア茶道を模索中

日本から持ってきたキャンプ用品を使い、家のベランダで模索しています。笑

お釜はの代用品は、JETBOIL。

陶器の器は壊れやすいので、木の器を使用しています。

茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)、棗(なつめ)は、Monbellで購入した野点用のものです。

うむ、なかなか様になってる!笑

釜ではないので、茶杓が扱いづらいですが、なんとか使えます!

実際に、ピクニックに行ってお茶を点ててみた

海が隣接する公園。

最高のロケーション。

快晴、やや強風。

早速、JETBOILを点火。

順調にお点前をしてましたが、

抹茶を茶杓ですくう時に事件が発生!

粉が強風に飛ばされる・・・笑

そうなんです、抹茶のパウダーはメチャクチャ細かいのです。

聞くところによるろ、髪の毛の直系の10分の1の小ささだそう。

そりゃ、風に飛ばされるわ!

大量の抹茶をすくい、迅速にお茶碗に注ぐことにて解決し、お茶作りを再開。

突然、ヌーディスト美女が現れ、抹茶どころではなくなる


それは突然起こりました。

お茶を点てようと、茶筅をシャカシャカしようとしたとき、

僕たちの10mくらい隣に、突如、上半身裸の若い美女が現れたのです。

ちなみに、ここは別に、ヌーディストビーチではありません。

せっかく茶道をして、精神を落ち着かせているのに、隣に現れたヌーディスト美女。

これが男のサガ・・・目線がどうしても吸い寄せられる。

結果、煩悩丸出しの抹茶が出来上がりました。

「けしからん!修行が足らん!」

そんな心の神様の声が聞こえてきました。

まとめ

最初のアウトドア茶道。

一生、忘れられないデビューとなりました。

しかし、「そんなこともあったね」と、将来、笑い合えるような経験でもありました。

煩悩丸出しの抹茶をいただき、煩悩丸出しの笑顔で、ピクニックは幕を閉じました。

茶人の足元にも及ばない僕をお笑いください・・・。

ともあれ、アウトドア茶道。

まだまだ、これから研究していきます!

次は、和菓子も作ってみようかなと思います。

2 件のコメント

  • こんにちは!
    テキサスに住んでいる日本人です。
    ZEROさんの活動や経験とても興味深く拝見しました。
    日本で、裏千家をやっていたことが有り、今年6月からここテキサスの日本人の方に教わってお稽古を再開しました。
    デモンストレーションや、フェスティバルでのお茶振る舞いが多く、お稽古の半分はその準備に追われて”落ち着く為の茶道”とかけ離れて居るのがなんとなく、私とは合わないのかな、と思い初めてきています。
    それで、海外 茶道で検索してみたんです。
    アウトドア千家(?)私は好きです!!これからも頑張ってくださいね。

    • 千世さん
      サイトに辿り着いてくれてありがとうございます^^
      茶道の記事に関しては初コメントなので、とても嬉しいです!

      確かにそうですよね。
      カナダでも、デモンストレーションや、フェスティバルは多数あります。
      だから、日本的な落ち着くための茶道というよりは、魅せる茶道?になってしまうのかもしれませんね。

      私は、落ち着く茶道も好きだし、魅せるための茶道も好きです。
      日本文化の素晴らしさに広められるので、とてもやりがいを感じていますよ^^

      アウトドア千家、いいネーミングををありがとうございます!
      私もまだまだ未熟ですが、自分なりに茶道を楽しんでみたいと思います。
      がんがります!

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