ワーホリで、ローカル企業に採用されるレジュメ(レジメ)の作り方 / フォーマットあり

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どうせ働くなら、ローカルカフェやレストランで働いてみたい!

と夢を膨らませている人は多いと思います。

この記事では、そんなあなたに、受かるレジュメの書き方を紹介したいと思います。

実際に私がローカル企業に受かったレジュメを元に、様々なテクニックを公開しますので、ぜひ、お役立ていただけたらと思います。

 

レジュメ(レジメ)は深く考えるな!

レジュメとは、日本の「履歴書」のようなものです。

履歴書と同じように、あなたの「名前」「学歴」「技能」などをの項目を記載していきます。

レジメには、年代順(Chronological Resume)、職務別(Functional Resume)、混合式(Combination Resume)の3つのスタイルがあり・・・

とまあ、他サイトにはこのような紹介されていますが、ぶっちゃけ、そこまで深く考える必要はありません!

現地の大手企業などに採用されたい人であれば別ですが、カフェやレストランなどの仕事であれば、それほど難しいレジュメを作らなくても大丈夫だからです。

 

実際に私が、カナダのワーホリで作成したレジュメ(レジメ)

A4用紙1枚にまとまっていて、とてもシンプルなのがお判りでしょうか。

日本の履歴書みたいに写真も必要なければ、「志望動機」「自己アピール」など、深く考えて文章を作る必要もありません。

ただ、あなたのスキルや過去の経験を箇条書きにしていく感じです。

レジメはとてもシンプル(むしろシンプルがいい)です。

 

まずは、レジメに書くべき項目を選ぶ

まずは、レジメに書くべき項目を選びます。

基本的な項目は、ザッとこのくらいです↓

・氏名、連絡先(PERSONAL INFORMATION)
・希望職務(OBJECTIVE)
・技能(QUALIFICATIONS / ADDITIONAL SKILLS)
・職歴(EXPERIENCE / WORK HISTORY)
・学歴(EDUCATION)
・趣味や興味(HOBBIES AND INTERESTS)
・ビザの期間(VISA STATUS)

これらの項目を、全て選んでレジメに書いてもいいですし、もちろん削っても構いません。

例えば、あなたが学生の場合は、職歴を削ることができますし、あなたが趣味や興味が必要ないと思えば、書かなくても問題ありません。

つまり、これらの中から、自分が必要だなと思う項目を選んで、自分なりにアレンジして書けばいいのです。

色々と考慮した結果、私は、以下の項目だけ選んで書きました。

  • 氏名、連絡先(PERSONAL INFORMATION)
  • 技能(QUALIFICATIONS / ADDITIONAL SKILLS)
  • 職歴(WORK EXPERIENCE / WORK HISTORY)
  • 学歴(EDUCATION)
  • 趣味や興味(HOBBIES AND INTERESTS)

私は全てを書くと複雑になってしまうと思ったので、上記の項目だけに絞りました。

 

以下に、全ての項目を書いたレジメのフォーマットを記載しておきます。

自分なりにアレンジして書いて見てください。

フォーマット 

 

レジメを書くための、一般的な細かなルール

それで、レジメを書き始めるわけですが、一般的なルールがりますので、お伝えしておきます。

こちらも、それほど複雑ではないので、ざっと目を通してみてください。

全体のルール

用紙サイズ レターサイズ or A4
フォントサイズ 12~14ポイント
フォント Times New Roman、Helvetica、Arialなど
カラー  黒のみ
ルール①

動詞から書く。 人名代名詞(I,You・・・)は省略。

ルール②

a/theを省略 意味が通じる文の場合は省略。

ルール③

アラビア数字を使用 two years ⇒ 2 yearsのように記載。

 

氏名、連絡先(PERSONAL INFORMATION)

名前は、大きな文字で真ん中にします。住所は、日本語と並び順を逆に記載します。アドレスは、フリーメールはOK、携帯電話会社のキャリアメールアドレスはNGです。

 

技能(QUALIFICATIONS / ADDITIONAL SKILLS)

保有するスキルや技術を箇条書きでまとめます。

あなたが受けたい企業に関係のある技能のみを記載します。

 

職歴(WORK EXPERIENCE / WORK HISTORY)

職歴やインターンシップ、ボランティア活動を記入します。

職歴は新しい順に書きます。

全ての職歴を書く必要はありません。応募する職種に生かせそうなものを優先的に書きましょう。

現在働いている仕事は現在進行形、過去に働いていた仕事は過去形にします。

 

希望職務(OBJECTIVE)

応募したい仕事・ポジション名を、理由と合わせて記載します。

 

学歴(EDUCATION)

最終学歴で取得した学位のみ記入します。大学卒業であれば、学位の名称、大学名、住所地、学位取得年(卒業年)を記載します。

 

趣味や興味(HOBBIES AND INTERESTS)

あなたの受けたい企業に関係のある趣味や興味を箇条書きで書きます。

 

ビザの期間(VISA STATUS)

ワーホリのビザの有効期限の日付を記載します。

 

あとは、ルールという訳ではありませんが、消極的にならず、自信を持って書くことが大事です。

どんな小さな経験でも、少しでも企業にプラスになる経験やスキルなら堂々と書いてください。

積極的にアピールすることが大事です。

 

ローカル企業の人事から教えてもらった「採用されるレジュメ(レジメ)」3つのポイント

細かなルールがザッとわかったところで、次は内容です。

カナダの大手企業の人事から直接聞いたポイントをお伝えします。

実は、細かいレジメの書き方云々よりも。このポイントが大事です。

 

「採用されるレジメ」書き方のポイント1: シンプル

A4用紙、1枚がベストです。

なぜなら、長くなればなるほど、内容が不明確になるからです。

採用側は、すぐに、「あなたが企業に有益な人間か」を判断したいので、端的に分かりやすく、「あなたという人間」がパッと見て分かるようなレジメを好みます。

なので、複数枚で情報が乱立したレジュメよりも、A4一枚でシンプルにまとまっていた方が、面接に受かりやすいのです。

だから私は、全ての項目を選ばずに、自分をアピールしやすい項目だけを選んで書きました。

 

「採用されるレジメ」書き方のポイント2: 「あなたの強み」を強調

その企業にとって関係のある(プラスになる)「あなたの強み」を強調することです。

なぜなら、企業側がレジメで見る部分は

いかにあなたが企業にとってプラスになるのか

だからです。

 私が実際に書いたレジメを見てみましょう。

私は、ローカルカフェで働きたかったのですが、人生で一度もカフェで働いた経験がありませんでした。

なので、間接的に「英語での接客の経験」を最大限に強調しました。

下線部が全て、外国の方を英語で接客した経験の話です。

強調するために、何度も書いています。

恥ずかしながら、本当はカタコトの英語力だったのですが、自信をもって堂々と書き込みました。(コレかなり重要です

 

レジメの書き方のポイント3: チームワーク

「チームワークがあるかどうか」

が、かなり重要されます。

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え、チームワーク?

と疑問に思った方のために、解説をします。

チームワークが、それほど大事とされているのはなぜか。

海外は基本、個人主義なので、チームワークできる人が重宝される。

ということです。

海外の職場では、日本では信じられないことが普通に起こります。

  • 定時きっかりに(どれだけ仕事が残っていても)帰る
  • 自分の仕事の範囲外のことは基本やらない」
  • 嫌な仕事を押し付けあう

などなど。

だからこそ、採用側は、あなたがチームとして役割を全うできる人を見ているのです。

「職歴の欄」でチームで行った経験について書いてもいいですし、なければ、私のように、「趣味の欄」でチームスポーツの経験を書くこともおすすめです。

さて、以上が基本的な3つのレジメの書き方の大前提でした。

まずは、「シンプル」「強みを強調」「チームプレー」の3つの要素を意識して書いてみてください。

その上で、 一般的な細かいルールに乗っ取って書きましょう!

 

 

レジュメ(レジメ)を書く上での、私のたった一つの後悔

私がレジメで一つ後悔したことがあります。

「6. Visa Status」を書いていなかったことです。

この項目は、ワーキングホリデービザの有効期限を明記するものです。

「あなたがいつまで働けるのか」は雇用主にとってかなり重要ですので、書くべきポイントだったと後悔しました。

特に、ワーホリは1年間の制限時間付きですので、雇用主にとって、ビザの有効期限を知れることはとても安心できるのです。

期間がたくさん残されていれば、雇用されるチャンスも大きくなりますので、この項目は是非書いてください。

 

レジュメ(レジメ)を書いたら、絶対にネイティブの人に確認してもらおう!

レジメが書けたら、必ずやっていただきたいのは、ネイティブの人に確認してもらうことです。

なぜなら、スペルや文法の間違いは、マイナスになる可能性があるからです。

完璧なつもりでも、ネイティブからみたら、言葉の表現に違和感があったりするものです。ですので、ホームステイ先の親、学校の先生、友達に必ず見てもらってください。

ネイティブの感覚に近い、研ぎ澄まされたレジメにしていきましょう!

 

PS: 完成したら、レジュメ(レジメ)を配りに行こう!

さて、完成したらいよいよレジメを配ります。

今でこそ、ネットで提出できる企業も出てきていますが、基本的には自分の足で、行きたいカフェやレストランにレジメを配りに行きます。

その際に、「レジメは配れば配るほどいい」と思っている人が多いのですが、はっきり言ってその方法は、あまり効果がありません。

ローカルな仕事を探しているのならなおさらです。

レジメの配り方には、ちょっとしたコツがあるのです。

その方法は以下の記事でまとめましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

ワーホリの仕事探し!カナダのローカル企業から面接を勝ち取るレジメの配り方

2019年9月22日

 

Zoro的 ローカル企業に採用されるレジュメ まとめ

初めてレジュメを作るという方は、最初は苦労すると思いますが、一歩ずつ進めば、必ず完成させることができます。

焦らずに、ゆっくり作ってみてくださいね!

ポイントを以下にまとめておきます。

  • 無駄なものを省いて、A4用紙1枚にまとまるくらいシンプルに
  • 「あなたの強み」を強調して、「あなたという人間」が伝わりやすいように
  • 過去の経歴や、趣味で、チームワークが得意であることを示唆する言葉を明記すること

あとは、細かいルールに則って、ネイティブの友達にも相談しながら書いてください。きっと、あなたのレジメは、他の人よりも抜きに出ていること間違いありません。

がんばってください!

Zoro

 

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