〔day3〕摂氏41度の灼熱の荒野!ラスベガスからグランドキャニオンに竹の自転車と着物で走ってみた

朝起きて、感じた変化。
 
「あれ、なんか、涼しい。」
 
思いがけず、幸運が訪れた日だった。

では、Day3スタート!

この日、夜中の1時に出発。

無論、暑さ対策のためである。

しかし、この日は、昼間も思ったほど暑くなかった。

暑くはなかったと言っても38度だったので、日本基準で考えたら暑いが。

ともあれ、グランドキャイオンに向かって漕ぎ続けて、標高が徐々に高くなっていたのだ。

標高、5400フィート=約1600メートル。

これだけ登れば、流石に砂漠地帯といえど、寒くなる。

 

緑が増える喜び

今まで、荒野しか見てこなかったからだろう。

荒野とは打って変わって、緑の草原が広がっていた。

走りやすいし、走ってて楽しい!!!

環境は、人の心に作用するのだ。

ちょっとした温度の変化で。

ちょっとした植物で。

漕いぐのが、楽しくなってきた!

 

ネイティブアメリカンの街

調子に乗って走っていると、ネイティブアメリカンを多く見かけるようになった。

そうか、グランドキャニオンはもともと彼らの聖地だから、近けば近くほど、住んでいるネイティブアメリカンは多いのだ。

そんなことを思った。

彼らは、すでに白人と同じ教育を受けて、白人と同じように生活していた。

しかし、今でも、かつての暮らしを続けている、ネイティブアメリカンは、グランドキャニオン付近に存在している。

彼らは、今でも白人支配と戦っているのだ。

 

調子に乗って

その後も、気分が爽快だったので、こういう写真を撮って遊んでいた。

永遠とも思えるくらい、長い道。

車は一台も通らない。

そこに、抹茶を点てる私がいる。

なんとも不思議な光景である。

 

しかし、調子に乗りすぎた

気分が良かったので、「まだいける、まだいける」と漕ぎ続けていたら・・・

気づけば、21時間漕ぎっぱなしでした。笑

早朝1時に出発し、アッシュフォークという街に着いた時には、夜の22時。

偶然、安宿を見つけられたのが幸運だった。

さすがに、体が疲れ切っていた。

部屋に入ってすぐに、爆睡した。

ちなみに、この写真は、今日、1日でできた日焼けだ。

 

Day3の詩

少し涼しくなって
 
足取りも軽くなる。
 
急がば回れ
 
回ってみたら
 
緑の道が広がった。
 
温度の変化が
 
僕と植物に活気をもたらす。
 
少しの変化は、希望の光。
 
いける、いける、どこまでも。
 
すすむ、すすむ、どこまでも。
 
調子に乗って漕ぎ続けたら
 
気づけば、この日107マイル(172キロ)。
 
21時間漕ぎっぱなしの
 
クレイジージャーニー。

 

Day3 ダイジェスト動画

 

Day3詳細

キングマン→アッシュフォーク
107マイル 172キロ
21時間

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