しまなみ海道〜四国を竹の自転車で巡る!尾道から今治。祖谷渓から四万十。そして、ゴールの道後温泉へ。

どうも、南米帰り、世界を竹の自転車で旅しているゾロです。

今回は、日本のしまなみ街道から、四国をほぼグルーっと一周してきました。

やはり、四国の自然は大好きだ。

森がイキイキ、川もイキイキ。

しかし、空はザアザア。

はい・・・。

四国の旅の間中、ずっと雨だったのです。

梅雨が明けたと思っていたら、めっちゃ梅雨じゃないですか日本。笑

景色が見れなかったのは残念でしたが、そんな中でも、素敵な出会いも沢山ありました。

 

しまなみ海道から四国へ

しまなみ海道・・・。

さぞ美しい場所だろうと、高い期待値を持っていました。

しかし

先ほどもお伝えしたように雨。

景色の「け」の字すら見れませんでした・・・。

「晴れていたら、めちゃくちゃ綺麗なんだろうな〜。」

と思いつつ、走っていました。

まあ、雨もチャリ旅の醍醐味ですかね。

気楽にいきましょう。

 

自転車と一緒に泊まれるゲストハウスに宿泊

しまなみ海道1日目。

IKIDANE HOSTEL & CAFE SHIMANAMI

開放感のある素敵なゲストハウスに泊まりました。

なんとここ、自転車も一緒に部屋まで持ち込めるという、斬新なゲストハウス。

とても楽しみにしていたのですが、自転車持ち込みサービスは、シングルとダブルの部屋だけで、残念ながら、ドミトリーにはこのサービスはついていませんでした・・・。

それでも、中はとても広くて快適でしたので、自転車に乗り疲れた体を癒すのにはもってこいでした。

レストランもついていたので、美味しい定食も食べられました。

 

週に3回しか開いていない伝説のオーガニックパン屋へ

しまなみ海道2日目。

僕がしまなみ海道で一番楽しみだったのがここ。

Paysan

ここは、オーガニックのパン屋を扱っているお店なんですが、週に3回しか開いていないという伝説のパン屋なのです。

30分前に到着しましたが、すでに人が並んでいました。

さすが、伝説!

ベーグルとメロンパンとくるみのパンを購入して、早速食べてみると・・・

モッチモチ!めちゃくちゃ美味しい!

何より、ほっこりする自然の味がする!

今までいかに、人工的な味のするパンを食べていたかわかりました。

雨の中、遠回りしても来た甲斐がありました。

 

愛媛に突入した時・・・問題は起きた。

愛媛に突入し、自転車を漕いでいると

なにやら、ディスクブレーキが擦れる音がする。

シュコン・・・シュコン・・・

シュコン! シュコン!

シュコン!! シュコン!!

音がだんだんと大きくなる。

これは、何かあると思って車輪を見ると

スポークが折れているではありませんか!

スポークって折れるものなんだと、初めて知りました。

なんてこったーーい!!!

そこから、僕の自転車屋たらい回し事件が勃発します。

 

スポークを直してもらった自転車屋さん

自転車屋を3件回りましたが、僕の自転車の長さに合うスポークがなく・・・。

大手すらも、合うスポークがないと断られました。

どうしようかと悩んだ挙句、ダメ元で町の自転車屋に行きました。

オリタケ金生店さん。

ここもやはり、僕の自転車に合ったスポークがありませんでしたが、なんと、器用な店長。

長いスポークを折って、加工して作ってくれました。

それだけではなく、「一時的な手当てだから、お金はいらない」とのこと。

なんて、優しい店長。

奥さんも奥さんで、お茶を入れてくれたり、甘酒を恵んでくれたりして、本当に優しく接していただきました。

親切心は、大手の自転車よりも、町の自転車屋に残っていました。

 

紹介してもらった酒屋さん

スポークを直してもらった自転車屋さんに紹介してもらった酒屋さん。

石川友一商店

この店長がまた素敵な方でした。

物腰低い、いいお兄さん。

酒屋の店主でありながら、トライアスロンをするというアクロバティックな面も。

僕の竹チャリの旅にとても興味を持っていただき、一緒に写真を撮って楽しみました。

地元の蔵のお酒を買ったら、リポDと酎ハイ2本をタダで恵んでいただきました。

コンビニにはできない、商店ならではの優しさに感動です。

 

ゲストハウス おさかなくん家

奥様、旦那様、お子さんが2人で経営するゲストハウス。

とても、気さくで話しやすく、ついつい長居してしまいました。

最後にはお茶を点てて、旅の別れを惜しみました。

 

鳥の巣カフェ

次の日は、500m先のモモンガゲストハウスへ

怒涛のチャリ旅と日々の雨に、かなり体力的に疲れていたので、今日はゆっくりすることにしました。

途中で寄った鳥の巣カフェ。

昔から住むオーナーが、「夢」だけで作ってしまったという、本当に素敵なカフェ。

テラスからは、祖谷渓の川が一望できる、ベストスポットがあります。

鳥のさえずりを聞きながら、食べる食事は格別でした。

 

モモンガゲストハウス

超アットホームなゲストハウスでした。

スタッフは日本人1人だけ。

あとはフランスや台湾から来た人たちでした。

初日から、一緒にご飯を食べて、買って来た日本酒を一緒に飲みました。

いやーーー楽しかったーーー!!!

次の日は、一緒に納豆食べて、スタッフが苦しんだ顔を見て楽しみました。笑

 

僕史上、一番のおもてなしの宿

本当に、本当に、お世話になった宿でした。

カジヤ祖谷浪漫亭

たまたまインターネットで見つけた宿。

田舎体験ができるとのことだったので、行ってみました。

結論から言うと、ここのおもてなしは、今まで行ったどんな宿よりも素晴らしいものでした。

まず、基本1人1組みしか取らないというオーナーのシノさんの心意気。

部屋はあるんです、きっと余裕もあるのです。

でも、「おもてなしの質が下がるから」となるべく1組を徹底しているそうです。

この一言で、僕はシノさんに惚れました。

このカジヤ浪漫亭のことはこの記事には書ききれないので、もう一つの記事にまとめることにしました。

随時、書いていきます。

 

高知まで山道を6時間ひたすら盛りコギ

浪漫亭さんで、13時くらいまでお世話になってしまい、出発が遅れてしまいました。

なんとか、暗くなる前に街には着きたいと思っていたので、この日は無言で盛りコギです。

なんとか19時くらいに高知の街につき、ゲストハウスに宿泊しました。

 

四万十の魅力は最後の清流と〇〇

四国の旅の楽しみの一つは、四万十に行くことでした。

日本最後の清流と言われる四万十。

しかし、実際に行ってみたら、「清流よりも素敵なもの」を発見してしまいました。

子どもがイキイキしている姿!!!

街で見かける子どもは、みんな笑顔。

そして、見知らぬ僕に対しても、ちゃんと挨拶をするんですね。

僕は、ここは日本最後の子ども天国だと思いました。

「四万十に骨を埋めるものいいかな」と、思ってしまうくらい素敵でした。

 

200kmの鬼の盛りコギ

次の日、僕は一大決心をしました。

四万十から松山まで一気に

「200km近くを1日で盛りコギしてやろう!」

と・・・

その理由は、次の目的地の福岡で、どうしても会いたい人がいたから。

そのために、予定を早めて盛りコギしたのです。


が・・・


アホでした。この決断、アホでした。

ラスベガスからグランドキャニオンの3日目、170kmを1日で漕いだ時くらいに、疲弊しました。

しかし、達成しました!

 

道後温泉のパワーに癒される

疲れきった体を癒してくれたのは、夢にまでみた道後温泉でした。

僕は温泉が大好きです。

世界最古と言われる道後温泉は、「僕の行きたい温泉ランキングTop5」に入っていました。

なので、道後温泉についた途端、200kmの溜まった疲れが一気に吹っ飛びました。

その後、夜行のフェリーの乗り込み九州(北九州市)へ

 

四国竹チャリ旅 まとめ

ということで、ざっと四国編をまとめてみました。

四国の景色が見れないのは残念でしたが、人の温かさに何度も救われました。

四国好きです。ありがとう四国。

九州から沖縄編はこちら↓

九州の自転車旅!着物と竹の自転車で福岡から鹿児島まで!そのまま沖縄まで行っちゃってー!

2019年8月12日

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