〔VOl.12〕ビクトリアのマウントワシントンで着物でスノボーに行ってきた話

4月6日、私、人生初の着物でスノボーに行ってきました。

場所は、ビクトリアで、スノボーができる場所として有名なマウントワシントンです。

この記事では、色々と起こった面白いことを書いていこうと思います。

急遽、スノボー行きが決定

2019年4月6日

5月まではスノボーができると余裕をかましていた私は、たまたま、マウントワシントンのホームページを見てみていました・・・

すると、リフトの稼働が、明日の4月7日までということが判明しました。

「うお!行くなら、明日しかない!」

と、その日の夜中に

「明日、スノボーに行こう!」

と無理難題とも言える、ただの迷惑行為を行いました。笑

「流石に無理かな」

と思っていたのですが、同僚の3人で行けることになりました。

しかも、車を走らせてくれるとのこと。

本当に嬉しい限りです。

バスでも行けるマウントワシントン

もし、私1人で行くことになっていたら、バスで行く予定だったので、一応バスでの行き方も載せておきます。

簡単にまとめると以下のようになります。

料金(往復):$50

時間(片道):4時間

ピックアップ:ユービック(UVIC)やダウンタウン内の要所

詳しい、時間とピックアップ場所は、こちらをご覧ください。

ダウンタウンからバスで行くと、だいたい、5時前後発だと思ってください。

ロードトリップ

ビクトリアから遠出するのは、実は初めてだったので、とてもワクワクしていました。

町と町の間はなにもなく、ただただ自然の中を走っていました。

途中から、あいにくの雨・・・

山の天気が不安になってきました。

山の麓からバスに乗り込む

車が冬仕様ではなかったので、山の麓からバスに乗ることにしました。

バスの中の人は、スノボーやスキーウェアをすでにばっちし身につけていました。

ここから約30分、スキー場までバスで進んでいきます。

外はまだ雨でしたが、山を登るにつれて、雪に変わっていくのがわかりました。

山を登れば登るほど、雪が強くなっていくもの分かりました。

リフト乗り場の麓に到着して、バスを降りると

すでに、猛吹雪になっていました・・・。

「まだまだ5月まで営業できるんとちゃいます?」

と言いたくなるくらい吹雪でした。

横殴りの雪が痛い!

ちなみに、レンタル代は高かった

早速、ロッジの中に入りスノーボードをレンタルをすることに。

値段を聞いてビックリ。

リフト代:$104

スノボーとゴーグルのレンタル代:$68

正直、めちゃくちゃ高い。

着物を着て、観光客丸出しだから、ぼったくられたのかと思いました。笑

でも、調べてみると、ちゃんと正規の値段でした。

疑ってすみません。

それにしても高い!

いざ、着物で出陣!

首が寒い!

雪が痛い!

「もう、帰ろうか・・・。」

と思うほど。

ちなみに、一緒に行った同僚は

「私たち、見て楽しむね♡」

と、滑らないことを固く誓ったようでした。笑

1人のリフトが寂しい

誰かといればリフトも楽しいですが、1人は寂しいものです。

会話する相手がいない。

ただただ、寒い。

猛吹雪に、心を折られる。

そこにあるのは、暴力的に降る雪だけ。

なんて、寂しいんだ!笑

しかもそんな寂しさに追い討ちをかけるように、リフトが2回も止まりました。

ただの拷問でしかない状況が続きました。

1人でのスノボーの楽しみ方

地獄のリフトを降りて、早速 滑ってみました。

こちらのスキー場は日本と違って、とても空いている。

動画でこれだけはしゃいでいても、通り過ぎたのは1人だけ。

周りに人がいなさすぎて、不安になるくらい。

しかし、スノボー自体は楽しめたので、良かったのかなと。

子どものようにはしゃいで、1人でゴープロを雪に埋めて固定しては、登って撮影を繰り返していました。(寂しそうですが楽しかったです。笑)

聞こえてきた応援に愕然!

えっさほいさと、楽しんでいた時のこと、どこからともなく声が聞こえてきました。

どうも、リフトから3人の男が僕の見て叫んでいるようでした。

「サムライ!」

とでも叫んでいるのかな。ふふ。

と思って耳をすませてみたら

まさかの

「ハリーーーーーポッターーーーー!!!」

と叫んでいたのです。

ちゃうちゃう!!!笑

確かに、ゴープロのスティックが杖に見えなくもない。

着物のコートがローブに見えなくもない。

でも、ハリーポッターではない!笑

もう、1人で笑うしかありませんでした。

下にたどり着き、ビールを飲んで休憩

到着後、一緒にいった同僚とビールを飲んで休憩。

猛吹雪で命の危険に晒された後のビールはうまい!

エネルギーもすこぶる使ったのでハンバーガーもおいしい!

至福のひと時でした。

いざ参らん!吹雪で茶道!

着物スノボーの他に、やりたいことの一つは、雪山でお茶を点ててみることです。

しかし、想定していた静かな雪山ではなく、猛吹雪の雪山だったのは、予想外でした。

やってみたものの、風が強すぎて、茶道具が飛ばされ、抹茶も全て吹き飛ばされ、茶道どころではなくなり、まったくできませんでした。

「やった」という勲章だけを手に握りしめて帰路に立ちました。

まとめ

今回学んだことは、着物のコートを着て、ゴープロのスティックを持っていると「ハリーポッター」に間違われるということ。そして、吹雪の中の茶道はできないということ。色々と学びになりました。急遽一緒に行ってくれた同僚に感謝です。

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