4月6日、私、人生初の着物でスノボーに行ってきました。
場所は、ビクトリアで、スノボーができる場所として有名なマウントワシントンです。
この記事では、色々と起こった面白いことを書いていこうと思います。
急遽、スノボー行きが決定

2019年4月6日
5月まではスノボーができると余裕をかましていた私は、たまたま、マウントワシントンのホームページを見てみていました・・・
すると、リフトの稼働が、明日の4月7日までということが判明しました。
「うお!行くなら、明日しかない!」
と、その日の夜中に
「明日、スノボーに行こう!」
と無理難題とも言える、ただの迷惑行為を行いました。笑
「流石に無理かな」
と思っていたのですが、同僚の3人で行けることになりました。
しかも、車を走らせてくれるとのこと。
本当に嬉しい限りです。
バスでも行けるマウントワシントン

もし、私1人で行くことになっていたら、バスで行く予定だったので、一応バスでの行き方も載せておきます。
簡単にまとめると以下のようになります。
料金(往復):$50
時間(片道):4時間
ピックアップ:ユービック(UVIC)やダウンタウン内の要所
詳しい、時間とピックアップ場所は、こちらをご覧ください。
ダウンタウンからバスで行くと、だいたい、5時前後発だと思ってください。
ロードトリップ

ビクトリアから遠出するのは、実は初めてだったので、とてもワクワクしていました。
町と町の間はなにもなく、ただただ自然の中を走っていました。
途中から、あいにくの雨・・・
山の天気が不安になってきました。
山の麓からバスに乗り込む

車が冬仕様ではなかったので、山の麓からバスに乗ることにしました。
バスの中の人は、スノボーやスキーウェアをすでにばっちし身につけていました。
ここから約30分、スキー場までバスで進んでいきます。
外はまだ雨でしたが、山を登るにつれて、雪に変わっていくのがわかりました。
山を登れば登るほど、雪が強くなっていくもの分かりました。
リフト乗り場の麓に到着して、バスを降りると
すでに、猛吹雪になっていました・・・。
「まだまだ5月まで営業できるんとちゃいます?」
と言いたくなるくらい吹雪でした。
横殴りの雪が痛い!
ちなみに、レンタル代は高かった

早速、ロッジの中に入りスノーボードをレンタルをすることに。
値段を聞いてビックリ。
リフト代:$104
スノボーとゴーグルのレンタル代:$68
正直、めちゃくちゃ高い。
着物を着て、観光客丸出しだから、ぼったくられたのかと思いました。笑
でも、調べてみると、ちゃんと正規の値段でした。
疑ってすみません。
それにしても高い!
いざ、着物で出陣!

首が寒い!
雪が痛い!
「もう、帰ろうか・・・。」
と思うほど。
ちなみに、一緒に行った同僚は
「私たち、見て楽しむね♡」
と、滑らないことを固く誓ったようでした。笑
1人のリフトが寂しい

誰かといればリフトも楽しいですが、1人は寂しいものです。
会話する相手がいない。
ただただ、寒い。
猛吹雪に、心を折られる。
そこにあるのは、暴力的に降る雪だけ。
なんて、寂しいんだ!笑
しかもそんな寂しさに追い討ちをかけるように、リフトが2回も止まりました。
ただの拷問でしかない状況が続きました。
1人でのスノボーの楽しみ方
地獄のリフトを降りて、早速 滑ってみました。
こちらのスキー場は日本と違って、とても空いている。
動画でこれだけはしゃいでいても、通り過ぎたのは1人だけ。
周りに人がいなさすぎて、不安になるくらい。
しかし、スノボー自体は楽しめたので、良かったのかなと。
子どものようにはしゃいで、1人でゴープロを雪に埋めて固定しては、登って撮影を繰り返していました。(寂しそうですが楽しかったです。笑)
聞こえてきた応援に愕然!
えっさほいさと、楽しんでいた時のこと、どこからともなく声が聞こえてきました。
どうも、リフトから3人の男が僕の見て叫んでいるようでした。
「サムライ!」
とでも叫んでいるのかな。ふふ。
と思って耳をすませてみたら
まさかの
「ハリーーーーーポッターーーーー!!!」
と叫んでいたのです。
ちゃうちゃう!!!笑
確かに、ゴープロのスティックが杖に見えなくもない。
着物のコートがローブに見えなくもない。
でも、ハリーポッターではない!笑
もう、1人で笑うしかありませんでした。
下にたどり着き、ビールを飲んで休憩

到着後、一緒にいった同僚とビールを飲んで休憩。
猛吹雪で命の危険に晒された後のビールはうまい!
エネルギーもすこぶる使ったのでハンバーガーもおいしい!
至福のひと時でした。
いざ参らん!吹雪で茶道!

着物スノボーの他に、やりたいことの一つは、雪山でお茶を点ててみることです。
しかし、想定していた静かな雪山ではなく、猛吹雪の雪山だったのは、予想外でした。
やってみたものの、風が強すぎて、茶道具が飛ばされ、抹茶も全て吹き飛ばされ、茶道どころではなくなり、まったくできませんでした。
「やった」という勲章だけを手に握りしめて帰路に立ちました。
まとめ
今回学んだことは、着物のコートを着て、ゴープロのスティックを持っていると「ハリーポッター」に間違われるということ。そして、吹雪の中の茶道はできないということ。色々と学びになりました。急遽一緒に行ってくれた同僚に感謝です。
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