南米でも治安が悪いコロンビアで、現地人から教わった7つのスリ、強盗、ひったくり対策とは?

これから、南米に行こうとしている人に、絶対に読んでほしい記事です。

僕は、南米のコロンビアで

現地人と共に、現地人の生活を

2週間していました。

そこで、現地人からみっちり教わった、「スリ、強盗、ひったくり」などの治安対策について、お話しします。

 

まず、どのくらい治安が悪いのか

日々、警戒している、現地人ですら

1人、3回は物を盗まれた経験がある。

と言ったら、話が早いと思います。

南米の犯人たちは、とにかく、素早い、計画的、うまい。

なので、注意しすぎるくらいが丁度いいです。

 

なぜ、旅行者が狙われるのか

お金を持っているからです。

コロンビアは、格差社会であり、お金がない人が多いです。

最低賃金3万円ですよ。月に。

 

日本という素晴らしい国で働けて

「給料安い!」

とか文句言ってる場合じゃないですよ。笑

 

彼らは、日々、生きるお金を稼ぐのがやっと。

車の窓が少しでも空いていようなら、無理やり物を突っ込んで、物を売り込みます。

信号待ちのちょっとの間、パフォーマンスしてお金を稼ぎます。

バス車内での物売りは当たり前です。

みんな、必死なんです。

 

そういう人からしてみたら、旅行者はとんでもなくお金を持っている人たち。

だから、狙われるんです。

 

最近、余計治安が悪くなっているのはなぜか

ベネゼーラの影響です。

ベネゼーラは今、政治情勢が乱れに乱れて、人口の1割が海外逃亡していると言われています。

特に、コロンビアに渡る人が多いので、コロンビアの治安もますます悪くなるわけです。

なぜか?

違法入国だから、彼らは働けないのです。

つまり、お金を稼げないので、奪ってでも生活していかなくてはいけない。

だから、余計、観光客が狙われるという構図になってます。

 

切り抜けろ!南米で役に立つ3つの治安対策!

これから、そんな治安が悪い南米を切り抜ける

今までに物を1回も盗まれたことのない現地の人から教わった

5つの治安対策ルールを紹介します。

 

1. カバンは前

カバンは、絶対に体の前に持ってきてください。

でなければ、チャックを閉めていても開けられます。

鍵を閉めていてもナイフでスパッと切られます。

防犯対策バックを背負っていない限り、カバンは絶対に前です。

 

 2. 携帯(スマホ)は外で出さない

携帯(スマホ)は絶対に外で出さない。

外というのは、公共の場ということです。

つまり、人の多く集まる観光地はもちろんのこと、バスの中や電車の中もダメです。

犯人は、あなたが高いスマホを持っているかどうか、いつでもチェックされていると思ってください。

 

これは、あるコロンビアの友達から聞いた話ですが・・・

終点についたバスの中で1人、携帯で電話していた時

外を歩いていた男が、唐突に、バスに乗り込んできたそうです。

そして、バッと拳銃を出して

「携帯よこせ」

と奪われたそうです。

そんなことが日常的に起こる世界です。

 

なので、スマホを使うときは、家の中。

もしくは、店の中(それでも十分注意して)だけにしてくださいね。

ちなみに、僕の友達はスマホを、カバンの一番底に毎日入れているそうです。

 

3. お金はポッケに使う分だけ

お金を払うために、財布を出す行為がもっとも危険です。

犯人は、あなたの財布に、どれだけお金が入っているか、カードが入っているかなど、どこからでもチェックしています。

もし、お金やカードが入っていたら、狙われる対象になります。

そうならないために、お金は使う分だけポケットにしまっておいて、極力、財布は出さないようにしましょう。

 

4. 変な人から声をかけられても無視

どれだけ、現地人っぽい格好をしようと、相手からしてみたらすぐに観光客と分かってしまうものです。

僕は、着物をきていたのでモロだったのですが笑

まあ、声をかけられますね。

もちろん、善意で仲良くなりたくて声をかけてくれる人もいるのですが、中には、スリが目的の人もいるので要注意です。

話している最中に、後ろから他の人がカバンから財布を・・・といった手口が流行っているそうです。

なので、変な人から声をかけられたら、基本、無視が身のためです。

 

5. カメラは一瞬だけ

観光地に行くと、カメラで撮影したくなるものです。

が・・・

日本で観光しているかのように、カメラを出してカシャカシャするのは

危険極まりない行為です。

なぜなら、写真を撮影している時に、力ずくで奪われたりするからです。

なので、カメラは基本、周りに危険な人がいないか確認して・・・

シャッ パッシャッ シュバ!

一瞬で出して、一瞬で撮影して、一瞬でしまう。

これを心がけましょう。

 

6. 友達と行動

この中で、一番効果的なのはこの方法です。

街を歩くときは、絶対に1人で歩かない。

1人で行動するよりも、集団で行動した方が、襲われる可能性は格段に減るからです。

集団行動のイワシの法則です。

昼間でも、1人ではなるべく出歩かないのが無難です。

特に、女性の方は。

ひとり旅であれば、友達を見つけて行動してください。

誰か、すでに友達がいるなら、必ずその人と行動してください。

それだけで、かなりの治安対策になります。

 

7. 危険な地域に行かない

最後に、基本中の基本です。

街には、いくつか危険な場所が存在します。

例えば、南米にはスラム街と言われている、人が極貧で生活している場所はいくつも存在します。

地元の警察すら近寄れない、無法地帯です。

わざわざ、そのような場所には行かないようにしましょう。

土地勘がわからなければ、いつの間にか、危険な場所に入っていたなんてこともあるかもしれませんので、必ず、下調べをするか、現地の人に確認しましょう。

個人的には、壁に絵が書いてある場所は、危険なエリアが多いです。

 

まとめ

ということで、ポイントはこの7つ。

  • カバンは前
  • 携帯(スマホ)は出さない
  • お金はポッケに使う分だけ
  • 変な人は無視
  • カメラは一瞬
  • 友達と行動
  • 危険な地域には行かない

これらのことを実践している

僕のコロンビアの友達は、一度も物を盗まれたことがないそうですので、ぜひ、参考にしてください。

現地の人が言うのですから、間違いありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です