この記事は
「ワーキングホリデーで失敗や後悔を絶対にしたくない!」
と思っているあなたのために書いています。
内容は、9割の人が陥る失敗12選と4つの対策です。
この記事を通して、ワーホリをきっかけにして人生を変えれる人が増えることを祈っています!
留学エージェントで働いて分かったリアルな現実
この記事の内容は、私がカナダで留学エージェントで働いていた際に、多くの日本人と出会う中で分かった「ワーホリの失敗&後悔」を元にしています。
また、恥ずかしいですが・・・私自身のワーホリでの失敗も赤裸々に語ってみたいと思います!
それでは、早速いきましょう。
1. モチベーションが下がりっぱなしだった

ワーホリで、最もモチベーションが高い時はいつかご存知ですか?
それは、ワーホリ初日です。
多くの日本人が、輝かしい未来を想像しながらワーホリ初日を迎えます。
しかしその後、英語での意思疎通に四苦八苦したり、思ったような仕事先が見つからなかったりしながら、辛い現実の波に飲まれてしまうのが現状です。
その結果、初日に高かったモチベーションが、徐々に下がっていってしまうのです。(最終的にはワーホリを離脱する人も)
なぜ、モチベーションが下がってしまうのか?
2. 外国人の友達はできずに、日本人の友達は勝手に増えた

ワーホリでせっかく海外に居るのに、外国人の友達はあまりできずに、日本人の友達だけは勝手に増えていく現象が起こります。
私自身、オーストラリアでワーホリをした際に、外国人の友達を作りたくて語学学校に通っていたはずなのに、気づけば日本人の友達しか周りにいなくなっていました。
結局、会話が日本語になり英語力が伸びずないので、さらに外国人の友達ができないという悪循環に陥ってしまいました・・・。
なぜ、日本人の友達が増えるのか?
3. 語学学校に行けば英語が伸びると思ってたが伸びなかった

とりあえず語学学校に通えば、「英語が話せるようになるだろう」。
というのは、ただの幻想です。
恥ずかしながら、私もオーストラリアにワーホリに行った際「3ヵ月も語学学校に行けば話せるでしょ」とタカをくくっていました。
しかし、実際はそんなペロペロキャンディーみたいに甘くありませんでした。
なぜ、語学学校に通っても英語力が伸びないのか?
さらに詳しくは以下の記事でまとめています。
4. 日本食レストランや工場、農場でしか働けなかった

とりあえず仕事を探せば、「ローカルな仕事が見つかるだろう」。
というのも幻想です。
多くの日本人の計画では
①語学学校で英語を上達させる→②ローカルな仕事で働く→③英語も働く経験値も身につける
ですが・・・①の時点ですでにおかしいのです。
実際は
①語学学校で英語が伸びない→②日本食レストランや工場、農場でしか働けない→③英語も働く経験もほぼ身につかない
となります。
5. ホームステイやシェアハウス先が最悪だった

この写真の部屋は、私が実際に住んでいたオーストラリアの格安シェアハウスです。
窓がない上にタバコ臭く、階段下の独房のような部屋でした。
冷蔵庫から私の卵が毎日一個ずつ消える謎の現象も起こっていました。笑
シェアハウスやホームステイはいつも明るく、自分に対してみんなが親切で家族みたいに扱ってくれる。はず?
と思っているかもしれませんが、そのような家は稀です。
なぜ、最悪なホームステイやシェアハウスに入居してしまうのか?
6. 日本についての質問に答えられなかった

日本を一歩出れば、あなたが日本代表です。
日本についてたくさんの質問をされます。
私が実際に質問された例をお伝えすると
- 日本の最初の神様って誰?
- 仏教と神道の違いって?
- 天皇陛下は一体何してるの?
などです。
これらの質問にあなたは英語で答えられますか?
ちなみに私は、恥ずかしながら全く答えられませんでした・・・。
世界では、神話や国史を誇りを持って話せるのが当たり前なので、知らないと本当に恥をかきます。
そして何より、日本のことを知りたくて目をキラキラして質問してくれる外国人の友達を失望させてしまうことが一番辛いです。
7. 英語コミュニケーションの難しさに帰国した

多くの人が、ワーホリの初日は「英語を勉強するぞ!」と意気込んでいるんですが、英語でのコミュニケーションの難しさに、「意気込み」が急激に消耗していきます。
思ったように英語が話せない焦燥とイライラで、ホームシックになる人も少なくありません。
そうなってしまうと最悪、せっかく貴重なお金と時間を使って来たのに、早めに帰国してしまうこともあり得ます。
8. ネイティブの友達はゼロ、外国の友達は韓国人だった

「2. 外国人の友達はできずに、日本人の友達は勝手に増えた」
の項目で、日本人の友達だけは勝手に増えていくとお伝えしました。
しかし、韓国人の友達はできる可能性があります。
実際に私も、オーストラリアのワーホリでは、外国人の友達がほぼ韓国人でした。
別に韓国人が悪いと言っているわけではないのですが、せっかく世界中の人が周りにいるのに勿体無いと思いませんか?
9. ワーホリジップシーになった

ジプシーとはつまり、ワーホリを転々とすることです。
例えばオーストラリアからカナダ、そしてニュージーランドへ。
目的があれば別ですが、多くの人が「なんとなく楽しいから」とい曖昧な理由で、いろんな国を転々としています。
「長年海外にいたのに、それだけしか英語話せないの?」
という人も多いのが現状です。
別にだらだらワーホリをしようと構わないのですが、どうせなら
最初の1年でバシッと充実したワーホリ生活を送りたいじゃないですか?
10. 1年後、ほとんど英語も伸びずに帰国した

とりあえずワーホリに行けば、「英語が話せるようになるだろう」。
というのは幻想です。
過去の先輩ブログなどを見てください。
ずーーーーーーーーっと同じことを言っていますよ。
「とりあえず行けば英語が話せるよになる」はありえません!
10 年以上前から変わらないのに、どうしてこうも「幻想」に囚われる人が多いのか不思議です。
11. 再就職が思うようにうまくいかなかった

とりあえずワーホリに行けば、「帰国後の就活で使えるだろう」。
と考える人が多いですが、ワーホリが就職でマイナスになる可能性もあることも知ってください。
正直に言います。
私の友達でも帰国後の就職で苦労している人が大多数です。
- キャリアアップしたかったはずなのに、逆にキャリアダウンした人。
- 仕事が嫌でやめてワーホリに来たのに、結局同じ職に就いた人。
- 再就職できずに放浪している人。
ワーホリを就職で活かすためにはコツがあるのです。
12. お金が足らずにその日暮らしだった(最悪帰国)

ワーホリに行けば、「すぐに給料がいい仕事が見つかるだろう」。
という勘違いがこの結果を産みます。
ワーホリの仕事探しはそう簡単じゃありません。特に、給料の高いローカルな仕事をゲットするには時間と努力が必要です。
お金がないということは、すぐ働き口を見つけないといけないということです。
あなたに英語力があれば、ローカルの給料の良い会社ですぐ働けるかもしれませんが、英語力がなければ、給料の低いジャパレスかレストランの皿洗いの仕事しか見つかりません。
結局、そうした仕事は低賃金なので、家賃も食費を切り詰めてまるでサバイバル生活を営むことになります。最悪、ワーホリが嫌になり帰国しまいます。
そうなってしまったら、何のためにワーホリに来たのかわからないですよね?

ワーホリの失敗のほとんどは「出発前の英語力が低い」ことが原因です。
以下に詳しく書いていきますね。
モチベーションを下げないための対策
モチベーションが下がる原因は、もともとの英語力が低いので、ありとあらゆることが大きな壁と感じてメゲてしまうからです。
現地で英語を勉強し始めても、すぐに話せるようになるわけではないので、外国人との会話ができずに「全然英語が話せない・・・」とさらに自己嫌悪に陥りがちになります。
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことです。
出発前の英語力を高めておけば、初日から外国人とコミュニケーションができるので、逆にどんどんモチベーションが上がっていきます!
日本人の友達を増やさないための対策
日本人の友達が勝手に増える原因は、もともとの英語力が低いので、英語環境が苦になり楽な日本語環境に浸ってしまうからです。
私も1回目のワーホリでは、「日本人とは関わらない!」と決めていたのに、気づいたら浸っていました・・・。
外国人の友達を作ろうにも英語力がないので、日本人のコミュニティーからなかなか抜け出せませんでした。
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことは必須です。
出発前の英語力を高めておけば、外国人と英語でコミュニケーションができるので、日本人環境から離れることができます!
「外国人の友達はできずに、日本人の友達は勝手に増えた」に戻る。
語学学校で英語が伸びないことへの対策
語学学校で英語が伸びない原因は、もともとの英語力が低いので、数ヶ月勉強したとしても問題なく英語が話せるレベルにはならないからです。
そのほかにも理由はありますが、こちらに書くと長くなってしまうので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことです。
出発前の英語力を高めておけば、短い期間だとしても、語学学校で飛躍的に英語力を高めることが可能です。
「外国人の友達はできずに、日本人の友達は勝手に増えた」に戻る。
日本食レストランや工場、農場でしか働けないことへの対策
日本食レストランや工場、農場でしか働けないの原因は、もともとの英語力が低いので語学学校でも英語力が伸び切らずに、ローカル企業に採用されないからです。
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことです。
出発前の英語力を高めておけば、語学学校でローカル企業に採用されるレベルの英話力を身につけることが可能です。
私は2回目のワーホリの時は英語力を高めてから行ったので、現地企業に難なく採用されてバーテンダーとして働きました。
英語コミュニケーションの難しさで帰国しないための対策
英語コミュニケーションの難しさで帰国してしまうことの原因は、もともとの英語力が低いので、意思疎通に四苦八苦するからです。
私も1回目のワーホリ、オーストラリア時代は苦労しました。
あまりの意思疎通の出来なさにホームステーのお母さんから「あなたよくそんな英語力で来たわね」と怒られたくらいです・・・。(泣きそうでした。笑)
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことです。
出発前の英語力を高めておけば、コミュニケーションが出来るようになり楽しくワーホリ生活を送ることができます。
外国の友達が韓国人だけにならないための対策
外国の友達が韓国人だけになってしまう原因は、もともとの英語力が低いので、韓国人以外の外国人と会話できないからです。
つまり、日本人と同じくらいの英語レベルの韓国人となら友達になれますが、遥かに英語レベルが高いヨーロッパや南米たちとは友達になれないということです。レベルの高い英会話ができないので。
ちなみに、韓国人と友達になったが故に、英語より韓国語の方が話せるように帰って来たという人はよく存在します。
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことです。
出発前の英語力を高めておけば、色々な国籍の外国人と流暢に英語を話し、世界中に友達がいるという理想の状態が作れます。
「ネイティブの友達はゼロ、外国の友達は韓国人だった」に戻る。
1年後、ほとんど英語も伸びずに帰国しないための対策
1年後ほとんど英語が伸びない原因は、もともとの英語力が低いので、語学学校でも英語力が伸び切らずに、英会話ができないからです。
英語がろくに話せないと最終的にどうなるかと言うと、日本人村(オアシス)に吸収されます。
英語ができない日本人にとって、日本語でコミュニケーションができる日本人村は本当にオアシスなのです・・・。
そうならないためにも、出発前の英語力を高めておくことです。
出発前の英語力を高めておけば、日本人村に吸収されることなく、どんどん世界の友達を作ることができます。
1年後には、日本人村の人たちの数倍、英語が話せるようになっているになっていることでしょう。
対策②:しっかり “日本” の勉強しておく

日本についての質問に答えられないことへの対策
日本について答えられない原因は、あなたが日本について知らないから、つまり、勉強していないからです。
- 日本の最初の神様は誰ですか?
- 日本は立国何年ですか?
- 天皇陛下の仕事はなんですか?
これらの質問にパッと答えられなければ勉強不足と言えます。
ちなみに、これらは私がワーホリ時代に実際に質問されたことですが、答えれずにとても恥をかきました。
本来は、そうした国の根幹に関する知識は学校で学ぶべきものですが、今の日本の学校教育ではそうした大切なことを教えません。
それは、GHQによって日本の教育が壊されてしまったからに他ならないのですが、人のせいにしても仕方がないのであなたが学ぶしかありません。
世界では、「神話」や「国史」を知っていて当たり前です。
知らないことは恥であり、自分の価値を下げることに繋がります。
だからもし、ワーホリで世界に飛び立つのであれば、ちゃんと日本のことを知って、英語で説明できる人になってください。
以下に私のオススメの動画のリンクを貼っておきます。
私もこれで日本について学ばせていただきました。

ワーホリジップシーにならないための対策
ワーホリジプシーになってしまうのは、ワーホリの目的を見据えていないからです。
目的がないからだらだら過ごして、何も達成できずに、また他の国でワーホリをするという悪循環に陥ってしまうのです。
時間とお金だけが浪費され、得られたものは何もないという結果に繋がります。
対策は「ワーホリの目的」を決めておくことです。
なんのためにワーホリに行くのか?
ワーホリに行くことによってあなたの人生にどういう変化を起こしたいのか?
しっかりと見据えて挑んでください。
「ワーホリジップシーになった」に戻る。
再就職が思うようにうまくいかないことへの対策
再就職がうまくいかないのは、ワーホリの目的考えていないからです。
なぜなら、目的がないと
「あなたはなぜ、貴重な時間とお金を使ってワーホリに行ったのか?」
という人事の質問に明確に答えることができないからです。
対策は、「ワーホリならではの目的」を定めることです。
「ならでは」というのが重要で、例えば「TOEIC900点」では目的としては弱いです。なぜなら、別にワーホリじゃなくても達成できるからです。
大切なのは「現地企業で働いて国際的な環境の中で仕事経験を積む」といったワーホリならではの目的です。
以下の記事でワーホリの目的の決め方をまとめましたので、ぜひ合わせてご覧ください。
ホームステイやシェアハウス先が最悪にならないための対策
ホームステイやシェアハウス先がハズレてしまうのは、お金がないので安い家賃の家を選んでしまいがちだからです。
詳しくは以下の記事にまとめましたので合わせてご覧ください。
この記事の内容をから抜粋すると
- 日本人しかない
- オーナーや入居者が奇人変人
- 家が異常に汚い
といった傾向があるので、理想に反する生活になる可能性が高いということです。もちろん安くても素晴らしい家はありますが稀です。
私の友達の女性はオーナーに言い寄られて襲われそうになり、窓から夜逃げをしたという壮絶な経験をしています。
そうならないための対策は、お金に余裕を持ってなるべく家賃の高い家を選ぶということ。
高い家賃の家は比較的施設が整っていて「それなりの層の人」が住んでいますので、あなたの描く「ホームステイやシェアハウスいつも明るく、自分に対してみんなが親切で家族同様に扱ってくれる。」という理想を叶えてくれる可能性が高いのです。
お金が足らずにその日暮らし(最悪帰国)にならないための対策
お金が足らずその日暮らしになってしまうのは、お金がないからです。
これはもう圧倒的な計画不足と言わざる終えません。
私の知り合いで「お金は現地で働けるからなんとなるから」と、所持金20万円しか持たずに現地に来た強者がいました。
その人はすぐに、ジャパレスの皿洗いのバイトをゲットしたから良かったものの、すぐに仕事をゲットできない可能性も往往にしてあります。(最悪お金がなくて帰国する人もいます。)
しかも、急いで仕事を探しても結局、低賃金のジャパレスや皿洗いの仕事しかで見つからないので、生活がその日暮らしになりがちになります。
だから、お金は計画的に余裕を持ってワーホリに行きましょう!
まとめ
まとめると
9割の人が陥る失敗12選は
- モチベーションが下がりっぱなしだった
- 外国人の友達はできずに、日本人の友達は勝手に増えた
- 語学学校に行けば英語が伸びると思ってたが伸びなかった
- 日本食レストランや工場、農場でしか働けなかった
- ホームステイやシェアハウス先が最悪だった
- 日本についての質問に答えられなかった
- 英語コミュニケーションの難しさに帰国した
- ネイティブの友達はゼロ、外国の友達は韓国人だった
- ワーホリジップシーになった
- 1年後、ほとんど英語も伸びずに帰国した
- 再就職が思うようにうまくいかなかった
- お金が足らずにその日暮らしだった(最悪帰国)
の通りです。
その対策は4つに集約されます。
何年も前から先輩方が、ワーホリの後悔と失敗についての情報発信をしているのにも関わらず、まだ9割の人が失敗し続けているのが今のワーホリ業界です。
なので、お願いです。
この記事を読んでいるあなたは、とりあえず行けば、「何とかなるだろう」という考えはやめて、ワーホリの準備を死ぬほどしてください。
そうすればきっと、ワーホリを人生を変えるきっかけにすることができるはずです!
あなた色のワーホリライフを!
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