多くの人が、ワーホリにおいて、安い家賃のシェアハウスを探します。
たしかに、節約できるという意味ではいいのですが、私はおすすめしません。
それには、3つの理由があります。
なぜ、安い家賃のシェアハウスはオススメしないのか?
ホームステイでもシェアハウスでも、安い家賃の物件は探せばいくらでもあります。
多くの人がただ「安い」という理由で、シェアハウスを選んでしまうのですが、「安い」ということは、それなりの理由があるから安いのです。
これから、安い家によくありがちなパターンを紹介したいと思います。
- 日本人しかない
- オーナーや入居者が奇人変人
- 家が異常に汚い
一つずつ説明していきます。
日本人しかいないパターン
多くの日本人は、安いシェアハウスを探してます。
つまり、必然的に、安いシェアハウスには日本人ばかりになります。
異国の地で出会う、素敵な日本の仲間たちとワイワイできますので、楽しいことには変わりないのですが、英語力は伸びません。
あなたが、好きで日本人と住んでいるのであればいいと思いますが、英語力をUPさせるために、ワーホリに来たのであれば、日本人だけのシェアハウスはあまりお勧めできません。
なので、そういった理由で、ワーホリ中に家賃の安い家に住むことは、オススメできません。
オーナーや入居者が変人パターン
オーナーや入居者が、奇人変人は、安い家によくあるパターンです。
例えば、オーストラリアで住んでいたシェアハウスは
常にマリファナ臭い・・・。
アルコールの匂いが充満している・・・。
なぜか、ヨーグルトが毎日1つずつ消えていく・・・。笑
シェアメイトがマリファナとアルコール中毒だったんですよね。
安いシェアハウスの場合、このような状態はザラです。
なぜなら、安いシェアハウスには、安いシェアハウスしか住めない層の人達が集まっているからです。
私の場合は、短期間だったのでなんとか乗り切りましたが、長期でここに住むと考えると・・・
家が汚い、独房パターン
安いシェアハウスによくありがちなのがこれ。
部屋が、屋根裏、地下、階段の下、極小の部屋・・・。
僕はシドニーで住んでいた格安シェアハウスがこのパターンでした。
階段下の部屋で、まさに、ハリーポッターの階段下の部屋です。
毎日、埃臭さとの戦いです。
ちなみに、シェアメイトとの会話は0。
なぜか、ピンク色の怪しいマッサージルームさえありました。笑
住むところがこんな場所だと、心も荒んでいきます・・・。
僕は結局、1ヶ月でその家とはおさらばしました。
最悪なシェアハウスジプシー

上記の様な理由から、安いシェアハウスは多くの確率で、環境がよくありません。
結局、そのシェアハウスから引っ越すことが多くなります。
もし、次が「素敵なシェアハウス」であれば、ラッキーなのですが、また、環境の悪い家にあたることもあります。
特に安いシェアハウスばかり探していると。
引越し先のシェアハウスが嫌になって、また引っ越して、そこも嫌になって引っ越して・・・最悪、永遠とシェアハウスを渡り歩くパターンに陥ります。
このように、シェアハウスジプシーに陥ってしまったら、せっかくの貴重なワーホリの時間が無駄になるだけでなく、ワーホリ生活自体が最悪の思い出となってしまう可能性があります。
このように、安いシェアハウスには、多くの危険が潜んでいます。
なので、シェアハウス探しは妥協してはダメですし、安さだけで選ぶことは絶対にオススメできません。
シェアハウスの環境の良し悪しが、ワーホリの質を左右する

シェアハウスは、多くの人が盲点になっているところです。
語学学校を探す際は「コース」「国籍バランス」「先生の質」などを踏まえて探すのに、シェアハウスは「安さ」だけで決めてしまう人が多いのです。
しかし、よく考えてください。
「家」という場所は、ワーホリの大半を過ごす所です。
語学学校や仕事の時間は、平日の8時間です。
それ以外は、外で過ごしている時間を除いては、シェアハウスの中で過ごしているわけです。
例えば、語学学校や仕事から直帰で家に帰ってきたとすると、16時間はシェアハウスの中にいることになりますね。

そのシェアハウスが上記のように、悪いシェアハウスでだとしたら、あなたは快適なワーホリライフが送れるでしょうか?多分、送れないでしょう。
そう考えると
シェアハウスの環境の良し悪しがワーホリの質を左右する
と言っても過言ではありません。
だから、安い環境のよくないシェアハウスに住むより、高くても環境のいいシェアハウスを断然オススメします。
シェアハウスの比較
オーストラリアとカナダで経験したシェアハウスの違いを、写真で紹介したいとおもます。
こんな違いがあるんだな〜
と、感覚的に思っていただけたらと思います。
安い ![]() |
そこそこ ![]() |
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家賃 | |
家賃3万の格安シェアハウス ダウンタウンから徒歩40分の場所にある一軒家です。部屋もシェアです。 |
家賃6万円のそこそこシェアハウス ビクトリアのダウンタウンから、徒歩20分の好立地。オーシャンビューの個室です。 |
住人 | |
マリファナ中毒者 マリファナ中毒のオージーと、英語があまり話せない韓国人が住んでいました。お酒パーティーをしていました。 |
それなりの職業の人 カナダ人と、英語ぺらぺらのインド人が住んでいます。安定した職に付いていました。一緒にご飯を食べたり、ドラマを見たりして楽しんでいました。 |
環境 | |
マリファナ臭い マリファナ臭さが、本当に嫌で仕方ありませんでした。 |
清潔で過ごしやすい 掃除当番があったので、家は常に清潔でした。 |
なんとなく、違いが分かるでしょうか?
オーストラリアのシェアハウスはそれなりに楽しかったのですが、やはり、環境的には快適とは言えませんでした。一方でカナダのシェアハウスは、立地、環境申し分ありません。
また、個人的な感覚ですが、家賃が高い方が、ネイティブが住んでいる可能性も高くなる気がします。
ぜひ、参考にして、あなたの納得のいくシェアハウスを探してみてください。
まとめ
シェアハウスの家賃を節約するには、家賃の安い家を探す以外にありません。しかし。多くの人が見過ごしているのは、シェアハウスの質がワーホリの質を左右するということ。だから、家賃は無理に削るべき費用ではありません。逆に言うと、あなたが満足いくシェアハウスを見つけたならば、きっとワーホリも意義のある楽しいものになるでしょう。
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