「なんで、世界一周なんかに行くの?」
と多くの人から聞かれます。
もちろん、「英語を勉強したいから」「いろんな国の文化が知れるから」「日本人として世界を回りたいから」など、僕が海外に行く理由は多数ありますが、今回はもっと客観的に、長い目線で見てみます。
僕を含め、今生きる人が、海外に行くべき3つの理由をまとめてみました。
理由① 奇跡的な平和な時代

人類の歴史は、戦争の歴史です。
日本も、ほんの70年前までは戦争をしていましたね。
考えてみたらすぐわかるように、戦争時代は今のように自由に世界を行き来できることは絶対にありえませんでした。
自分の国の行く末がかかっているときに、海外旅行なんて呑気なこと言ってられませんよね。笑
なので、どんなに行きたくても、行けなかったのがこの時代の人たちです。
しかし、今の時代に生まれてきた僕たちは違います。
戦争が終わり、奇跡的に平和の時代に生まれてくることができたのです。
戦争で隔たっていた国が、お互いを受け入れるようになり、行きたいときに好きな国へ自由に行けることができるようになりました。
ひと昔前の時代の人からすると、心から望んでいた奇跡の時代です。
今後また戦争が起こり、自由に世界に行き来できなくなるとも限りません。
なので、僕は思うのです。
なぜ、この奇跡的な時代に生まれてきたことを活かして世界を旅しないのか?と。
理由② 飛行機代が格安

今から100年前、世界に行こうと思ったら船という選択肢しかありませんでした。
しかも、飛行機と違って何日も海の荒波に翻弄されながらの命がけの航海。
簡単に行こうと思っても行けませんでした。
今から、50年前、一般的にも飛行機で海外に行くことができるようになってきました。
ところが、その時代の飛行機代は当然高かった。
なので、お金の問題がハードルになり簡単には行けなかったのが事実です。
しかし、今は違います。
LCCなどの発達により、格安で行くことができるようになりました。
長時間の不快な船でもなく、値段の高い飛行機でもなく、格安で快適に行ける飛行機が存在しているのです。
また、今の時代インターネットがありますから、行こうと思えば、すぐに格安チケットを購入して行くことができます。
昔に比べたら、圧倒的に世界に行くハードルが低いのです。
100年前の人からしてみたら、なんとも贅沢な話です。
この時代に生まれてきたあなたは、生まれながらにして「世界に格安で行ける権利」を持っているとも言えるでしょう。
この権利を使うか使わないかはあなた次第です。
理由③ 生まれながら世界最強の信用度を誇るパスポートを所有

知っていましたか?
日本人は世界最強のパスポートを持っています。
つまり、ビザなしで渡航できる国の数において日本は世界一なのです。
イギリスのヘンリー・アンド・パートナーズ社の調査により、2018年現在、日本が世界一であることが明らかとなりました。
調査対象となった199の国の中で堂々の一位が日本です。
最近まで、並んでシンガポールも同一位だったのですが→日本が暫定1位に変わりました!
1位は、日本で190カ国。
2位は、シンガポールで189カ国。
3位はドイツ、フランス、韓国で188カ国。
ちなみに、アメリカですら5位の176カ国。
中国は71位の74カ国です。
日本人は、大抵どこの国に行くのもビザなしで行くことができます。
それが当たり前と思っているかもしれません。
しかし、日本の常識は世界の非常識!
ランキング上位に属していない国の人々は、お金も時間を使ってビザを申請しなくてはいけません。
そもそも、ビザ申請の段階で断られることもしばしばあるくらいです。
しかし、日本人は日本人というだけで、多くの国でビザなしで行くことができます。
言ってしまえば、世界に旅立つことにおいて世界最強の権利を持っているのです。
そう、この記事を読んでいるあなたも、日本に生まれた時点でこの権利を持っているのです。
この世界最強のパスポートを使わない手はありますか?
世界に旅たつ上で、絶対忘れてはならないこと

さて、上記3つが客観的に見た世界に旅立つ理由です。
まとめると、世界を旅することにおいて、あなたは地球史上最高に恵まれた時代に最も恵まれた国で生まれてきているということです。
それだけでも本当に感謝ですし、そんな権利を持って生まれてきたからこそ、使わないのは非常にもったいないと思うのです。
人生は一度きりですから。
最後にもし、この記事を読んで
「海外に行きたいな!」
と思った方は、これだけは肝に命じてほしいと思います。
この権利があるのも、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、そのまた祖先たちが守ってきた日本という国があり、日本人としての信頼を築き上げてきたおかげの何者でもありません。
だから、海外に行くときには「先人に感謝」して、将来の日本人のためにも、「日本人という自覚」を持って世界に行ってきてくださいね!
自戒を兼ねて。
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