どうも!ニッポン人120%で海外を旅するZoroです。
今回は、着物でナイアガラの滝に打たれてきた話をしたいと思います。
意気揚々と、ブルックリンの宿を出発

ナイアガラへは、ニューヨークから。
バスで巡る、1泊2日のナイアガラツアーです。
早速バスに乗り込みます。

バスの旅はとにかく長い・・・。
3時間おきの休憩所の開放感が素晴らしい。
長くて退屈だからだろうか、ツアーにとってつけたような催しが多数。
途中、よくわからないガラスアートの博物館みたいな場所に寄りました。笑

そんなこんあで、ほぼ12時間かけて、ナイアガラの滝に到着しました。
朝に出発して、すでに夕方になっていました。
圧巻のナイアガラ(カナダ側から)

滝から巻き起こるマイナスイオンを、着物の袖を広げて全身で受け止めます。
水しぶきの混ざった水が、今までの疲れをブワーーーッと一気に吹き飛ばしてくれました。
とにかく、水の量がすごいのと流れの速さが凄まじい。

もし、ここに飛び込んだらどうなるんだろう?
という怖い想像もしながら、絶景の中でワイワイ写真をとりました。
すでに、この場所ですごいと思っていましたが、本番はここからでした。
バスで移動し、アメリカ側からナイアガラを見ます。
もっと圧巻なナイアガラ(アメリカ側から)

アメリカ側に入った時には、すでに夜になっていました。
ナイアガラの滝は虹色にライトアップされていて、まるでSF映画に出てくるような幻想的な雰囲気を醸し出していました。
カナダ側から見たナイアガラが赤ちゃんのように思えてくるくらい、圧倒的な迫力!
今でも、写真を見るだけで、この滝壺に巻き込まれるかのような感覚に陥ります。
もれなく、ずぶ濡れになれます。笑
クルーズ船に乗って、着物でナイアガラの滝修行!

さて、翌日。
ナイアガラに来たからには、絶対にやりたかったクルーズ船。
私たちが参加したのは、「Hornblower Niagara Cruisesd」
「滝の真下まで近寄って、みんなでビショビショになろうぜ!」
と言わんばかりの格好をさせられ、いざ乗船。
近寄れば近寄るほど、顔に当たる水しぶきの量が増えてくる。

霧吹きから霧雨へと変わり、そして、風雨へ。
一番、滝に近寄った頃には、暴風雨になっていました。
もはや、レインコートも意味をなさないくらいビショビショです。笑

観光というより、これは修行です!!!

そう叫びたくなる気持ちにさせてくれました。
着物で歩いてみたら海外のテレビ局に取材された件

修行を経て、心清らかになった我々は、ナイアガラ滝の周辺を歩いていました。
すると、遠くにいたテレビ局の人が私たちに気づいて、近寄ってきました。
きっと、心の綺麗な我々を察知したのでしょう。笑
「ナイスKIMONO!」
と気さくに話しかけてきました。
日本からわざわざ着物をこしらえて、カナダで着ている私たちに興味津々のよう。やはり、着物効果は抜群でした。

と冗談を言うと、
「Oh クール!!!」
と、半ば信じられた感じで驚かれました。笑
「本当に忍者か?」
「日本のどこから来たんだ?」
「アメリカに住んでいるのか?」
いろんなことを取材されて、すぐに仲良くなりました。
そして、いよいよ本題の取材へ。
「トランプ政権についてどう思う?」
とか難しい質問をされるかもしれないと、めちゃくちゃ心配していたのですが、結果、拍子抜けするくらい簡単なことでした。
「今から、一つだけやってほしいんだ」
何?と答えると
「私たちが『ハッピー』というので、あなたたちは『イースター!!!』と叫んでほしい。」
え?たったそれだけ?笑
めっちゃ簡単。笑
まあ、もちろんOKなのでが、ビビりすぎていましたね。笑
そんな簡単なことであれば、カナダの果てまでだって叫びますよ。
と、意気込んで我々は叫んだのでした。
では、いきましょう。
もしよかったら、みなさんもご一緒に。
「ハッピーーーー」
「イースターーーーーー!!!」
はい、おそらくテレビに出演した尺は短かったでしょう。
しかし、着物を着ていたおかげで、カナダのテレビに出演できたことは間違いありません。
ナイアガラの旅で、最高の締めくくりを送ることができました!
着物で観光すると、自分が観光地化する

これはナイアガラに限ったことではありませんが、着物で観光地に行くと、
「自分が観光地化する」
という現象がおきます。
つまり、観光名所に負けないくらい写真を取られるのです。
別に有名人でもなんでもないのに、ただ着物を着ているだけで、写真をお願いされるってすごいことですよね。
今回は、写真だけではなく、TVの取材もされましたし。笑
着物が人を惹きつける効果は、やはりすごいものがあります。
Zoro的 ナイアガラ着物旅 まとめ
今回、改めて分かったことをまとめます。
- 着物を着て観光地に行くと、自分が観光地化する
- 着物には、万国共通で、人を惹きつける魅力がある
なので、もしあなたが海外に行くなら、絶対に着物を一着はこしらえてみてください。
きっと、今までとは違った世界が見えますよ。
Zoro